背中の痛み｜名取西口整骨院

背中の痛みのほとんどは筋肉の疲労によるものが原因ですが、中には筋肉以外が関係している場合もあるため注意が必要です。

例えば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの場合、背中を正す、反るなどした際に神経や脊髄が圧迫されることにより背中に痛みが発生し、下半身の痺れも伴うことで歩行障害などを引き起こす可能性があります。それを知らないままでただの筋肉疲労だと思い放置してしまうと、手術が必要になる可能性や慢性的な痛みになってしまうことがあるので特に注意が必要です。

その他にも背部には多くの内臓器が詰まっているため、痛みを感じた場合には内蔵疾患の可能性も考えられるので、背中の痛みに対しては慎重に検査することが大事です。

背中が痛む原因は大きく3つに分類されます。

・神経疾患
・運動器疾患
・ストレス

神経疾患は、背中の骨がずれたり縮んだりすることで背骨の間を通っている神経を圧迫して痛みが生じてしまうものです。

運動器疾患は筋肉のこわばりが原因で痛みが生じ、転んでけがをしたり、ぎっくり腰を起こしたりしてしまうことです。この運動器疾患に由来するものが背中の痛みの原因として多いといわれています。

ストレスで背中が痛くなると言うのはあまり聞かないですが、ストレスの蓄積によって痛みが出る可能性があります。
その理由の1つが疲労と睡眠です。ストレスによって眠りが浅くなったり寝付けなくなるなど睡眠に対して影響を及ぼすと、疲れを十分にとることができず、疲労はどんどん蓄積されていきます。このように少しずつ蓄積されたストレスや疲労が内臓に負担をかけ、その結果として筋肉の状態を悪くしてしまいます。筋肉がアンバランスになってしまうと背骨を歪め、痛みを発すると考えられています。

首から背中にかけて筋肉がパンパンに張っていたり、背中がずっしりと重かったり、痛みが生じたり、日常生活を送るなかで、そんな背中の違和感を覚えたことがあると思います。背中の痛みや違和感は、放置することで症状がさらに進み、集中力の低下や動作の制限などが生じて生活に支障が出ることもあります。また、背中の痛みの陰に思わぬ病気が隠れていることも珍しくありません。

背中の痛みを引き起こす原因のなかでも、最も多いのは、筋肉疲労だといわれています。ですが、それ以外にも神経疾患や姿勢、さらには内臓の病気などが影響して痛みが生じることがあります。なかには対応に急を要する要注意の痛みもある可能性があります。

もしも背中の痛みを放置してしまうと、背中の筋肉や背骨にさらに負担がかかってしまい、慢性的な痛みへと変化してしまいます。そうなってしまうとセルフストレッチなどをしても痛みが取れなくなってしまい、背中に痛みや張りを感じ、日常生活にも大きな影響を与えてしまいます。また、骨や筋肉だけの問題ではなく頭痛や吐き気、痛みによって睡眠が浅くなってしまうなど様々な症状が出てしまうことがあります。

ただの背中の痛みだと油断してケアを怠ってしまうと慢性化してしまうので、痛みを感じたらすぐに適切な対処をすることが大切です。

背中の痛みに必要な当院の施術メニューは、全身矯正、マッサージ、肩甲骨はがしです。背中の痛みの原因によって効果が期待できる施術メニューが変わると当院は考えています。それぞれのメニューの効果について述べていきたいと思います。

1つ目の全身矯正は、背骨や骨盤のズレや歪みを整える方法です。背骨がずれると筋肉が引っ張られ、背中に痛みが起こる可能性があるため、背骨や骨盤のズレや歪みを調整する必要があります。

2つ目のマッサージは、背中の筋肉が張っていることで痛みが生じる恐れがあるため、筋肉をほぐす上で必要な方法です。

3つ目の肩甲骨はがしは、背部のハリが強い方に向けて行う方法です。効果としては、背部のハリが強いことで起こる痛みが軽減される可能性があります。

症状に応じた施術を行うことで、少しでも早く背中の痛みが緩和されることが期待されます。

背中の痛みを軽減する上で大切なポイントはまず痛みの原因となるものを防ぐことが大切です。

例えば、常に同じ姿勢で作業をしないようにしたり、猫背や反り腰などの不良姿勢で生活をしないようにしたりと、背中の筋肉が固まってしまうような行動を避けるような意識することが大切になります。他にも、空き時間にストレッチをして筋肉の血流を良くし、筋肉をほぐすことも大切です。

正しい姿勢を保つために定期的な筋力トレーニングや整骨院などでの姿勢矯正を受けることも背中の痛みの予防に繋がるので、日々正しい姿勢を意識し背中が痛くなるリスクを軽減していきましょう。