悩みタイトル

脊柱管狭窄症について

脊柱管狭窄症とは?

背骨は椎骨とそれをつなぐ椎間板や黄色靭帯などで構成されており、その内側には脊髄の神経が通る「脊柱管」があります。脊柱管狭窄症とは、その脊柱管が狭くなる病気です。老化などの影響で椎間板や腰椎が変形・変性して脊柱管が狭まると、その中を通っている馬尾神経が圧迫されてしまいます。それにより、下肢の痛みや痺れ、麻痺、頻尿などの排尿障害・排便障害が出現することがあります。また、生まれつき脊柱管が狭いために発症するケースもあります。主に立つ・歩くことにより悪化し、さらに長距離を続けて歩くことができなくなります。この歩いて休んでを繰り返す状態を間欠跛行と言い、脊柱管狭窄症の特徴の1つです。

脊柱管狭窄症は、圧迫される神経によって3つに分けられます。

* 馬尾型
脊柱管が狭くなり、中を通る馬尾神経が圧迫される。両足に症状が出ることが多い。
* 神経根型
馬尾から分かれた神経根が圧迫される。片側のおしりから足にかけて症状が出ることが多い。
* 混合型
馬尾神経と神経根の両方が圧迫される。

脊柱管狭窄症の根本原因は?

一般的には、腰を使う作業の繰り返しや肥満などで腰に負担がかかり、神経が圧迫されることが原因として考えられます。また、加齢性の変化で椎間板の変形性や骨の変化、靭帯の緩み、喫煙や糖尿病、ストレスが原因となることもあります。このようなことを続けていくと、腰痛や腰周りが重くなったり、足に痺れや痛み、歩きにくくなってしまいます。

脊柱管狭窄症は50歳代から徐々に増えていき、60〜70歳代に多く見られます。高齢者の10人に1人はこのような症状になってしまいます。高齢者が多くなってしまう理由として、下半身の神経の通り道である脊柱管が狭くなって血流が悪くなるため、歩行時に痺れや坐骨神経痛、頻尿、便秘といった症状が表れます。

こんなお悩みはありませんか?

カルテイラスト

こんなお悩みはありますか?

腰痛
歩行障害
足の痺れ
筋力低下
排尿・排便障害

など、下肢の痛みや痺れがある人は脊柱管狭窄症の疑いがあります。

このような症状を放置してしまうと、連続歩行時間の低下、排尿や排便が困難になったりします。さらに症状が進行していくと、体勢によらず足に痛みや痺れが生じていき、足の筋力低下となり歩ける距離がどんどん短くなってしまうのです。

症状が悪化する前に、一度相談をしてみてはいかがでしょうか?

脊柱管狭窄症 に対する当院の考え

脊柱管狭窄症イラスト

脊柱管狭窄症は、脊柱の中にある脊柱管と呼ばれる神経の通り道が圧迫されて発症します。脊柱管が圧迫された状態が続くと、臀部や脚に痺れや痛みが発症するだけでなく、痺れや痛みの影響で腰を後ろに反ることができなくなってしまいます。また、長い距離を歩けなくなるなど日常生活にも影響が出てしまうため、なるべく早めに施術することで脊柱管狭窄症の症状を軽減していく必要があります。

当院では、腰痛や脚の痛み、痺れを軽減できる施術が多くあります。また、施術以外でも日常生活においてのアドバイスを通じて重症化しないように日々努めております。
もし脊柱菅狭窄症によってお悩みがある方はいつでも当院にいらしてください。お待ちしております!

脊柱管狭窄症 はなぜ起こるのか?

腰痛イラスト

先天的な要因と後天的な要因があります。

先天的な要因としては、生まれつき脊柱管が狭いことが挙げられます。思春期には通常脊柱管も広くなりますが、その広がりが見られず狭まってしまう場合があります。
後天的な要因としては、腰を使う作業の繰り返しや肥満などが挙げられます。これらが原因となり、黄色靭帯が肥厚し神経が圧迫されることがあります。

また、若いころから腰に負担がかかる職業に携わってきた人や、逆にあまり筋肉を使わずにいたために筋力が低下している人がなりやすいです。さらに、骨粗鬆症による圧迫骨折や側弯症などで骨が変形することで骨や椎間板により神経が圧迫される場合もあります。

脊柱管狭窄症 を放っておくとどうなるのか?

腰痛イメージ

脊柱管狭窄症は放置しても改善されることはありません。

進行すると下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出が悪くなったり、逆に尿が漏れるなどの排便、排尿の障害が起こります。また、しばらく歩行するとだんだんと下肢の痛みや痺れが出現し歩くことが困難となりますが、しばらく休むと痛みは消えて再び歩行が可能になる間欠性跛行という症状が出てきます。この症状が出ると日常生活の質が大きく低下します。痛みのため歩かなくなり、足腰がどんどん弱くなり体力も低下することになります。

腰部脊柱管狭窄症を放置すると、悪化して手術が必要になることがあります。加齢による体の変化を防ぐことはできませんが、日頃から適度な運動や正しい姿勢を心がけ、腰に負担をかけないことが予防につながります。

脊柱管狭窄症 に効果的な当院の施術メニューは?

施術と院のイメージ

脊柱管狭窄症に効果が期待できるメニューとして「血流改善施術」がお勧めです。
なぜなら、血流を改善することで筋肉の負担が減り、狭くなった脊柱管を改善することができます。また、筋肉に必要な酸素や栄養素が供給されて、さらに疲労物質を流れやすくなり、痛みを軽減してくれます。

他にも、当院では「鍼施術」もございます。
鍼施術は、表層だけでなく深部の筋肉に直接刺激を入れ、筋肉の硬さを取っていきます。筋肉を緩めることで歩行時などの神経への圧迫を防ぎ、症状を軽減します。
筋肉を緩めることだけだと症状の軽減が不十分で、根本の脊柱管のアプローチをすることで関節の可動域の改善も同時に行っていきます。関節の可動域を広げることで脊柱管や周囲の筋肉の負担が軽減され、神経圧迫の予防が可能となります。

鍼施術に興味ある方、血流を改善したい方は一度当院の施術を受けてみてはいかがでしょうか。

その施術を受けるとどう楽になるの?

紹介イメージ

「血流改善施術」を行うと筋肉の柔軟性が向上し、その結果、筋肉の硬さが軽減されます。筋肉の中には血管や神経が通っています。血管圧迫性の痺れや神経自体の圧迫を軽減することができますので、非常に効果が期待できます。

それ以外の施術でも、「鍼」の場合であれば神経へのアプローチが可能なため、神経圧迫による痛みや痺れも軽減することができ、おすすめです!

そして、「楽トレ」といった”EMS”による電気施術も筋肉の柔軟性に対してアプローチが可能です。血流も改善し、神経の圧迫も弱まるため、痺れや痛みの軽減が可能になります!

脊柱管狭窄症 を軽減するために必要な施術頻度は?

脊柱管狭窄症を放置すると、結果的に腰痛が悪化し、脚への痺れや痛みが増します。

施術の頻度としてはできるだけ毎日が理想的です。脊柱管狭窄症は背骨に圧迫があるため根本的な施術は難しく、背骨にかかる負担を軽減することが重要です。そのためには筋肉の柔軟性を向上させることが必要です。
筋肉が硬いままだと、背骨への負担が大きくなりやすいため、毎日の施術によって筋肉の柔軟性を高めることで脊柱管への圧迫が軽減されます。また、筋肉の中を通る血管や神経の圧迫も軽減され腰や脚の痛みや痺れも軽減しやすくなりますので、毎日の施術が重要です!