胸郭出口症候群
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肩、腕、肩甲骨まわりの痛みがある
腕がしびれる
日常生活で手を挙げる動作(電車の吊り革に捕まる時、棚の上の物を取る、洗濯物を干すなど)
肘から手指にかけて痛み、しびれ感、ビリビリする感覚
握力が弱くなった、指先で物を摘みにくくなった
手指の間が痩せてきた、手の小指側が痩せてきた -
胸郭出口症候群に対する当院の考え
胸郭出口症候群の原因としては発症する方は先天的に鎖骨と胸骨の間が狭い方か、後天的に鎖骨と肋骨の間が狭くなってしまう方がいらっしゃいます。後天的に胸郭出口症候群になってしまう方は無理なトレーニングやテニスや野球などの肩を上に上げて振る動作が多い競技に多く発症します。また、体系では撫で肩の方にも症状が発症しやすいのも特徴です。前胸部の筋肉が硬くなり症状が進行し徐々に身体に現れてきます。
性別は男性よりも女性に多く発症し、特に20代の女性に発症します。
きっかけは肩を痛めることで一気に症状が出てくるのも胸郭出口症候群の特徴になります。 -
胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
胸郭出口症候群はバスや電車のつり革につかまる時など、腕を挙げる際の動作で肩、腕、肩甲骨周りの痛みや上肢のシビレが出ます。ほとんどの方が肩こりをしているという自覚もあり、腕と手の神経や血管が圧迫されて発症するので、神経の症状は首から肩そこから腕にチクチクする感覚や何かに刺されているような痛み、シビレが出ることもあります。シビレは指先や体幹にもみられ、これらの症状を放っておくと、筋力低下がみられ、握力の低下や指先の動作がしづらく不器用になるなどの運動機能にも影響がでてきます。さらに血管にも影響がでて、鎖骨下動脈が圧迫されることにより血行が悪化し皮膚が白くなったり青紫色になったりします。また鎖骨下静脈が圧迫されることで手や腕は静脈血がもどりにくくなり青紫色になります。痛みや感覚障害の誘発の可能性もあります。
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胸郭出口症候群の改善方法
胸郭出口症候群の改善方法はまず可能な限り腕や肩に負担を掛けないようにすることです。どうしても負担が掛かってしまった時は十分休んでその疲れが溜まらない様にする。身体を暖めると血液の流れが良くなるので入浴なども改善方法の1つです。普段肩が内側に入ってしまっているので胸を開くストレッチなども有効です。人によって痛み・症状が出る動きが違うのでその痛みが出る動きを極力避けて生活する。日常生活での重い荷物を持つ行動は腕が引っ張られる状態になり、症状が悪化します。なので重い物を持つ時は片方だけで持たず左右均等に持って上げると尚良いです。
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胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
まず胸郭出口症候群の症状とはどういうものなのか、手や腕に痺れを感じることがあり、手に力が入らなくなったりします。この場合、肩こりと勘違いをしてしまうケースがよく見られます。何となく肩こりかなぁと思って病院に受診したら胸郭出口症候群ということもあるそうです。
当院の胸郭出口症候群に対して改善させる施術メニューは、全身もしくは上半身の骨格矯正です。骨格矯正治療は特に肩の関節自体が内側に巻き込んでしまっていると、頸から肩にかけて筋肉が伸びてしまって、場合によっては腕までもかけて痺れを感じることもあり血液の循環も悪くなってしまいます。お身体への負担を減らしていくためにも骨格矯正がより必要になります。
その施術を受けるとどう楽になるのか
胸郭出口症候群の痛み、痺れ等は姿勢・血流の悪さが原因になっていることが非常に多いです。そこで、骨格矯正治療を行う事により症状の改善が見込まれます。
当院の骨格矯正治療は、お身体の痛みや辛さの元を、根本から改善するための治療になります。骨盤という土台を整え、関節を元の位置に戻して、本来の正しい骨格に治してあげることで、筋肉・血流の状態が整い、神経の圧迫を軽減させる事が出来ます。そのため栄養が行き届く状態になり、痛み・痺れを改善させていくことが出来ます。
改善するために必要な施術頻度は?
個人差もありますが、症状が出ている場合は出来るだけ続けてのご来院が理想です。当院での施術は毎日行っていただいてもお身体への副作用が無いので、症状が強い場合は毎日通い、症状が落ち着き始めたら状態により週に2〜3回など徐々に治療間隔を空けていきます。お身体の状態に照らし合わせて調整していく事が理想です。