自律神経
なんとなく体調が悪い、体が疲れやすいなど倦怠感を主訴にある方
頭痛など昔からあり、どうしたらよいかわからない方
腹痛、下痢、便秘などお腹の違和感がある方
暑くないのに汗がでる、逆に汗をかきたいのに汗がうまくでてくれないなどいつもと違う感覚に戸惑ってる方
落ち込んだり急に不安感に襲われたり、逆にいつもならイライラしないこともイライラしたりして情緒不安定だなと感じている方
自律神経失調症とは、この他にも様々な症状が組み合わせて出たりします。これも自律神経失調症かな?と思ったら是非一度ご相談ください。
自律神経失調症に対する当院の考え
皆さんは自律神経失調症とはどのようなものだと思いますか?
なんとなく聞いたことがあるがどのようなものか分からないと思うのが正直大半の方だと思います。当院では、自律神経失調症の考え方を大きく3つに分けて考えています。
1つ目はストレスからくるものです。ストレスとはいっても色々有りますよね。例えば精神的なストレスがあります。これは皆さんがよく感じたことが有ることです。代表的なのが失恋や病気で色々考えることが増えてしまって自律神経が乱れ最終的に自律神経失調症となることがあります。
2つ目は生活スタイルの乱れです。
人間のからだというものはもとから生命を維持する機能が備わっています。例えば朝や昼に外の光を浴びると目が覚め夜になり暗くなると眠くなりますよね?これは自律神経のなかの交感神経と副交感神経が自分の意識とは別にしっかり機能してくれるからなんです。最近ではよくテレビなどでも取り上げているときがありますが交感神経は起きているときに活発になり副交感神経は夜寝るときに活発になります。お互いが互いに多くなると少なくなる、少なくなると多くなるという風になっているので体がしっかり機能します。しかし現代では仕事で夜遅くになり中々寝られず朝に寝るなど日常的に不規則な生活をしているせいで、うまく交感神経と副交感神経が作用できずに自律神経失調症になってしまいます。
3つ目はホルモンの影響です。
皆さんは女性と男性どちらが多く自律神経失調症になりやすいかわかりますか?正解は女性の方が圧倒的に多くなります。なぜなら自律神経の影響が女性ホルモンに多大な影響を与えるからです。
大きく考えこの3つの要因が、自律神経失調症の原因になりえるので、ここの治療をしっかりしなければならないのです。当院では様々な原因の中からその方にあった施術をオーダーメイドで行っているのでご相談ください。
自律神経の不調を放っておくとどうなるのか
自律神経失調症の原因は大きく3つあります。
①過度なストレス、②生活スタイルの乱れ、③ホルモンバランスの影響から身体の不調や症状が現れてくるのです。
自律神経失調症を放っておくと、精神的に落ち込んでしまったり、身体の一部に痛みが出てくるようになります。個人差はありますが、様々な症状や不調が重なって現れたり、出たり消えたりします。
例えば身体の痛みだと頭痛、目の疲れ、耳鳴り、肩こりや筋肉の痛み、手足のだるさや痛み等が出てきます。それに伴い熟睡できない(睡眠障害)、なんとなく体調が悪かったりして身体が疲れやすい、身体の倦怠感がなかなかとれなかったり、身体がほてってしまい暑くないのに汗がでる、逆に汗をかきたいのに汗がうまく出てくれない、腹痛や下痢、便秘などお腹の違和感があり食欲がなくなったりします。また感情も上手くコントロール出来ずに、イライラして起こりやすくなってしまったり、やる気が起きなかったりしてしまいます。
当院の自律神経に対する施術とは
当院では、お身体の症状や様々な原因の中からその方にあった施術をオーダーメイドで行っています。
なんとなく体調が悪かったり体が疲れやすく倦怠感がある、汗をうまくかけない、お腹の違和感(腹痛、下痢、便秘)がある、情緒不安定(落ち込んだり、急に不安感に襲われたり、イライラしたり)などのお悩みがある方には、鍼の施術を行っています。全調整鍼(ぜんちょうせいしん)と呼ばれる施術方法で、身体で一番つらい所、反応が表れている経絡上のツボに鍼で刺激を与えて、自律神経のバランスを調えて身体の不調が出にくい体質に変えていく施術になります。
その施術を受けるとどう軽減するのか
施術を受けてもらうと徐々に自律神経に対する圧迫や阻害が減っていきます。
施術を受けた直後は身体がどんどん熱くなり、身体に血の巡りを感じられるようになると思います。また爽快感とともに徐々に眠たくなることでしょう。これは身体がリラックスしている状態に移行してどんどん元の身体に戻そうという反応です。
お風呂に入った時と同じような効果だと言えばわかりやすいかと思います。しかし、実際にはお風呂に入っただけでは瞬間的にはリラックスしますが、筋肉の硬さや骨のズレまで治す効果はあまりありません。
これは歯磨きとマウスウォッシュのような違いだと考えてもらえればわかりやすいと思います。歯磨きをしないと実際には歯垢などは除去出来ません。マウスウォッシュはあくまで手助けのような効果のみです。
歯磨きが施術、マウスウォッシュがお風呂のような感じです。
しっかりと改善する上ではどちらも大事なので、セルフケアも同時に行うと効果的です。
施術頻度はどのくらいか
改善するための頻度は、毎日施術を受けていただくことがベストです。
とはいえ毎日来れる方は殆ど居ないと思います。ですからご自身に合わせた頻度で来ていただきたいですが、週に2,3日来ていただくのが最低の改善ラインだと考えていただければ良いと思います。その頻度で3ヵ月で筋肉が新しくなり、プラス3ヵ月で新しい筋肉が骨格をしっかり支えるようになります。
そのため、もし上記の頻度で施術を受けていただくことが難しい場合には、通院期間が長くなってしまうかもしれません。
自律神経関連でよくある質問と回答①
Q.自律神経失調症はなにが原因でなるのですか?
A.自律神経失調症の原因は、交感神経と副交感神経の両方が正常に機能しなくなることにあります。
交感神経は緊張した状態になると優先的に働き、この神経が昂ると全身の血管を収縮させ、消化器官や泌尿器系の働きを抑制します。これにより、身体は緊急事態に適応しやすい状態になります。一方、副交感神経はリラックス状態のときに優先的に働き、血管を拡張させ、消化器官や泌尿器系の働きを活発化させます。
このバランスが崩れると、自律神経失調症が発症し、日常生活に支障をきたす可能性があります。
自律神経関連でよくある質問と回答②
Q.自律神経失調症はどんな人がなりやすいですか?
A.自律神経失調症は、女性がなりやすいと言われています。特に更年期に差し掛かった女性は、ホルモンバランスの変化から自律神経失調症になりやすい傾向があります。そのため、40歳代後半に差し掛かった女性が心や身体の不調を感じた場合、自律神経失調症を疑うことが多いです。「日々の疲れ、ストレスかな。」と安易に自己解決するのではなく、相談をして自分の身体の状態をしっかり把握することがとても大切になっていきます。
気になる症状を見逃さず、早い段階で対処、施術を行っていくことが、早く治すためには大切なことです。
自律神経関連でよくある質問と回答③
Q.自律神経失調症になると、どんな症状が出ますか?
A.自律神経失調症の症状は、個人によって異なります。
自律神経失調症の症状は人により、調子の悪い部分に出やすくなっています。また、複数の症状出たり、治ったと思うと次の症状が出たりと様々です。
自律神経失調症で起こりやすい症状としては、疲労感や倦怠感、手足の痺れ、息切れ、動悸、めまい、頭痛、食欲不振、吐き気、背中や肩、腰の痛み、腹痛、下痢、便秘、熱っぽさなどが表れることがあります。ですが、これらの症状は他の疾患でも見られる一般的なものです。そのため、自律神経失調症の場合、検査をしても特定の原因が見つからないことがあります。自律神経失調症を疑った場合は、早めに専門家に相談することが大切です。
自律神経関連でよくある質問と回答④
Q.ここで自律神経失調症を改善できるような施術メニューはありますか?
A.当院における「自律神経失調症に効果のある施術」それは、『極上ドライヘッド』、『全調整鍼』です。なぜこの施術が必要なのかを説明します。
【極上ドライヘッド】
まず、極上ドライヘッドは、頸や顔周りの筋肉の凝りをほぐし、血流を改善することで、ストレスや眼精疲労などに効果があります。
【全調整鍼】
こちらは、筋肉ではなく身体の中の気を整えることにより自律神経の乱れを整え、お身体の不調を万全な状態にしていく施術になります。
自律神経失調症の症状が現在または将来的に気になる方、今のうちから改善していきたい方は施術が必要となっていきます。ぜひ当院の施術を受けてみてください。
自律神経関連でよくある質問と回答⑤
Q.自律神経失調症を良くしていくためにはどれくらいの頻度で通院すれば良くなりますか?
A.自律神経失調症の症状を軽減していくためには、施術の頻度が重要です。施術を受ける頻度が多ければ多いほど、効果が期待できます。
毎日通院していただいても問題ありませんが、効果は個人によって異なります。
通院のペースは平均的に週に2〜3回が良いでしょう。このペースを維持することで、2〜3週間後には効果を感じやすくなる方が多いです。また、週1回の通院でも、約1ヶ月後に効果を感じる方が多いです。
ただし、症状の軽減だけでなく将来的に良い状態を維持していくためには、長期的な施術が必要となります。少しでもお悩みの方は、ぜひ当院にご来院いただき、現在のお身体の状態を把握していただきたいです。