外反母趾
こんなお悩みはありませんか?
親指の変形
・・・親指が内側に曲がり、隣の指に向かって突き出すします。
関節のこぶ
・・・親指の付け根に硬いこぶができます。
指の痛み
・・・変形した親指や関節部分に痛みや不快感が生じます。
赤みと腫れ
・・・親指の付け根が赤くなったり、腫れたりすることがあります。
歩行の不快感
・・・靴を履くと痛みや圧迫感を感じることがあります。
靴の選択の困難
・・・広めの靴や適切なサイズを選ばないと、症状が悪化することがあります。
これらの症状は外反母趾の可能性があり、放置をしておくことでさらに悪化したりする可能性があります。
外反母趾で知っておくべきこと
外反母趾は、足の親指が内側に曲がり、外側に突出する状態を指します。症状としては、親指の内側に痛みが出たり、腫れることがあります。また、親指の変形によって靴が合わなくなることが多いです。
症状が軽い場合は、靴の選び方を見直したり、インソールを使用することで対処が可能です。症状が進行した場合には、手術が必要になることもあります。
予防法としては、足に合った靴を選ぶことや、足のストレッチ、筋力トレーニングが有効です。外反母趾は日常生活に影響を及ぼす可能性があるため、早めの対策が重要です。
症状の現れ方は?
外反母趾と聞くと、ハイヒールを履く若い女性に多いという印象が強いかもしれませんが、実際には高齢の方にも多く見られる症状です。
原因としては、以下のようなものが挙げられます。
・先天的な足の形で「エジプト型」と呼ばれる、親指が中指よりも長いタイプの足や、親指の付け根が丸くなっている足の形をしている方は、外反母趾のリスクが高いとされています。
・関節リウマチや糖尿病などの病気が原因で、親指が変形し、外反母趾になるケースもあります。
・扁平足という、足裏に土踏まずがない方は、足の骨が広がり靴の中で足が圧迫されるため、外反母趾になりやすい傾向があります。
また、女性が履くハイヒールは、4cmのハイヒールで約1.5倍の負担をかけると言われています。
その他の原因としては、
・自分に合わない靴を履くこと
・加齢による筋力の低下
などが、症状の現れる原因として考えられます。
その他の原因は?
外反母趾の主な原因としては、自分に合わない靴を履いていることや、扁平足によって足裏の幅が広がり、靴からの圧迫を常に受けている状態が続くことで、足の形が変形してしまうといった外的な要因が多くなります。
その他の原因としては、遺伝によって関節が緩かったり、関節が不安定であることや、病気などの影響によるものも考えられます。病気が原因の場合は、「関節リウマチ」や「糖尿病」が挙げられます。関節リウマチになると、足裏の靭帯が緩んだり、関節に炎症が起こり、最終的に関節の変形に発展することがあります。糖尿病も同様に、関節や骨の変形により外反母趾が生じることがあります。
このように、外反母趾の原因には外的な要因だけでなく、体内の状態や病気による内的な要因によるものもあります。
外反母趾を放置するとどうなる?
外反母趾を放置すると、親指の付け根部分が靴に当たって圧迫され、親指にしびれや痛みが生じることがあります。
外反母趾は初期の段階で施術を開始すれば、直接の原因を取り除くのではなく、症状の軽減や緩和を目指す施術で日常生活を快適に過ごすことが期待できます。しかし、痛みを感じない場合もあり、外反母趾に気づかず放置すると変形が進行し、関節の脱臼を引き起こしてしまい、手術が必要になるケースもあります。また、変形が進行しても自然に治癒することはなく、手術が必要になる可能性が高くなります。
他にも、外反母趾の変形や痛みが原因で、身体の他の部位に影響が及ぶことも考えられます。例えば、親指がねじれて「くの字」に曲がり、体重が爪の側面に加わることで、親指の爪が巻き爪になってしまうことがあります。また、全身の歪みに繋がる可能性もあります。
当院の施術方法について
外反母趾に効果が期待できる当院の施術メニューは、鍼灸、関節の矯正施術、電気施術、テーピング、手技です。
【手技】
外反母趾は足の筋肉が硬くなってしまっていることが多いと言われています。そのため、筋肉をほぐし、柔軟性を整える必要があると思います。その結果、痛みを和らげることが期待できます。
【矯正】
骨格の歪みを整えることで身体全体のバランスを少しずつ矯正し、足の負担を軽減することが期待できます。
【電気施術】
外反母趾は筋力が低下している際にも起こりやすくなると言われているため、電気施術である『楽トレ』でインナーマッスルなどの筋肉を鍛えていく必要があると思います。
改善していく上でのポイント
軽減をしていく上で当院の施術を受けていただくのはもちろんですが、ご自身でも何かを変えてみたり、意識することもポイントになります。
例えば、女性であればかかとの高いヒールをなるべく履かず、しっかり爪先に余裕がある靴を履くなど、普段身につけている靴は痛みを軽減する上で非常に重要になります。
また、外反母趾の原因として足裏の筋力の低下も考えられますので、普段足の指や足の裏を使うことを意識し、筋力低下を避けることや足の指をしっかり使って歩くことに慣れることも大事になります。そして、1日の終わりにしっかりと足の裏や指をストレッチして伸ばしてあげるようにしましょう。
以上のように、施術以外にも私生活から根本的に意識していくことがポイントになります。