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こんなお悩みはありませんか?

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頭の片側または両側にズキズキといった痛みが伴い、4~72時間継続することがある。

吐き気や嘔吐を伴い、下痢をすることがある。
→片頭痛が起きると消化管の動きにも影響が出てくるためです。

普段あまり気にならない光や音、匂いに敏感になることがある。
→刺激が邪魔になり、暗い所で休みたいと思う場合があります。

視界に、「キラキラ」とした光が広がる症状が出てくることがある。

「休みたい」「だるい」と感じるほど重い頭痛を感じ、生活に支障が出てきてしまうことがある。

これらの症状は片頭痛の疑いがあるため、片頭痛にならないためにも生活習慣を整えることが大事だと思います。

片頭痛で知っておくべきこと

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片頭痛には大きく分けて「前兆のある片頭痛」と「前兆のない片頭痛」があります。

「前兆」とは、頭痛が起こる前に現れるさまざまな神経症状を指し、キラキラした光やギザギザの光が見えるなどの視覚性の症状が最も多く見られるとされています。前兆は長い時で60分続き、その後に頭痛が始まります。

また、前兆とは別に、頭痛が始まりそうな予感や眠気、集中力低下、頸部の凝り、空腹感などを経験する方もおり、これらは「予兆」と呼ばれます。

片頭痛の特徴をまとめると、以下のようなものが挙げられます。

・頭の片側に痛みが起こることが多いですが、両側に痛みが出る場合もあります。
・脈打つような痛みがあり、仕事や家事に支障をきたすほど強い痛みが生じることがあります。
・動くと痛みが増したり、じっとしている方が楽に感じられることがあります。
・痛みが強いときには、吐き気や嘔吐につながることがあります。
・頭痛時に光や音を煩わしく感じることが多いです。
・頭痛が始まる前に前兆や予兆がある場合もあります。
・肉親に同じような頭痛を持つ人が多いとされています。
・女性が男性の2〜4倍多く、20〜40歳代の女性に特に起こりやすい頭痛といわれています。
・月に平均2〜6回の頭痛発作が起こることが多いです。

症状の現れ方は?

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片頭痛の症状は、通常、頭の片側に強い脈打つような痛みが特徴です。痛みは中等度から強度で、活動をすると悪化し、光や音に対して過敏になることが多くあります。加えて、吐き気や嘔吐を伴うこともあります。

片頭痛の発作の前に、視覚的な異常(オーラ)を経験する場合もあり、オーラには視野の一部が見えなくなる、閃光が見える、または手足にしびれや麻痺を感じるなどの症状が含まれることがあります。

頭痛の痛みは数時間から数日続くことがあり、ピークに達するころには体力的にも精神的にも大きな影響を及ぼし、日常生活や仕事に支障をきたすことが多いです。

その他の原因は?

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片頭痛の原因は完全には解明されていませんが、いくつかの要因が関与していると考えられています。

1. 遺伝的要因
片頭痛は家族内で発症することが多く、遺伝的な要素が関与しているとされています。

2. 神経生物学的要因
脳内の神経伝達物質や血管の異常が片頭痛の発症に関与している可能性があります。

3. 環境要因
ストレスや睡眠不足、気候の変化、特定の食品や飲料が引き金になることがあります。

4. ホルモンの変化
特に女性では、生理周期やホルモンの変化が片頭痛を引き起こす要因とされています。

5. 生活習慣
不規則な生活や過度の疲労も片頭痛の発症に影響を与えることがあると考えられています。

これらの要因が複雑に絡み合い、片頭痛を引き起こすことがあると考えられています。

片頭痛を放置するとどうなる?

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片頭痛は長い間放置した場合、加齢と共に症状自体が軽くなる場合もありますが、多くの場合、痛みの強さや頻度が増して悪化することが多いです。それに伴い、光や音に対する過敏性や吐き気もさらに多くなり、日常生活や仕事に支障をきたす可能性が高まります。

また、片頭痛は通常それほど長期間連続して続くことはありませんが、放置することで慢性化しやすくなります。その結果、精神的なストレスや不安感が増したり、長期化する痛みや不快な症状が蓄積されることで、うつ病などの精神的な問題を引き起こすことも考えられます。

さらに、片頭痛を放置することによって将来の脳梗塞や認知症のリスクが高まることもあるため、早めの相談や適切な治療を受けることがとても大切です。

当院の施術方法について

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当院の施術方法では『鍼灸』での施術をおすすめしております。

片頭痛は主にストレスやホルモンバランスの乱れなどが原因で、脳の血管が急激に拡張することにより発生します。そのため、鍼灸での施術が効果が期待できるとされています。

鍼灸では、痛みを軽減するために特定の経穴(ツボ)に鍼を刺すことで、自律神経やホルモンバランスを整え、体に元々備わっている自然治癒力や鎮痛作用を高めていきます。さらに、血行障害の軽減にも役立ちます。全体的に体のバランスを整えることで、片頭痛の予防にもつながることがあります。

ただし、鍼灸の効果を最大限に引き出すためには、施術を継続的に受けることが重要です。

改善していく上でのポイント

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①生活習慣の見直し
毎日同じ時間に起き、同じ時間に寝ることで、体内時計を整えることが重要です。バランスの取れた食事や適度な運動を心がけることも大切です。過度なストレスや不規則な生活は片頭痛を引き起こす要因となる可能性があります。

②原因となるものを明確にする
片頭痛を引き起こす可能性がある食品や飲料(例:チーズ、チョコレート、アルコール)を見つけ、必要に応じて避けることが有効です。また、喫煙も片頭痛の原因になることがあるため、避けるように心がけましょう。

③ストレス管理
リラクゼーションや深呼吸、自分の趣味などを取り入れて、ストレスを軽減することが有効です。

これらのポイントを実践することで、片頭痛の頻度や強度が軽減する可能性があります。