悩みタイトル

股関節(脚の付け根)の痛みがある
股関節の動きが悪い
長時間の立ち歩きが困難である
運動しなくても常に痛む
夜間時にも痛みが発生することがある
階段昇降やしゃがみこむ動作、立ち上がり動作が不自由である
足の爪切りや靴下の着脱、正座が難しい

これらは変形性股関節症の主な症状になります。
痛みや股関節の動く範囲に制限が生じるために、日常生活動作に支障が出ます。

変形性股関節症に対する当院の考え

変形性股関節症のように、軟骨の摩擦や骨の変性は元に戻すことが難しいため、早期発見、早期施術が大切です。
日本では、成長がまだ未熟な乳児期に検診で股関節の検査を行い、将来の発達に異常が出ないかを調べます。
しかしながら、近年は日本人の食生活の変化や日常生活の過ごし方の変化に伴い、成人してから変形性股関節症に悩む方が増えています。

このような状況から、痛みを軽減させるためには体重を減らすだけでなく、日常生活の見直しや整骨院での体のケアが大切となってきます。

当院では、患者様の意思を尊重し、一人一人に合った施術方法を提案していきます。

変形性股関節症を放っておくとどうなるのか

変形性股関節症の症状が進行すると、最終的に骨が変形し、痛みが増して関節の動きも制限されるようになってしまいます。

股関節に原因がある場合でも、痛みは股関節だけでなく、膝やすね、時には腰まで広がることがあります。
これを放散痛と呼び、感覚をつかさどる神経の分布によって、痛みの原因部分以外の場所にも痛みを感じることがあるためで、まず原因のところを施術していくことで、他の症状も軽減されることがあります。

初期段階では、起き上がり立ち上がりの動作や歩き始める時に股関節に違和感や痛みを感じ、進行すると痛みが慢性化します。関節も動きにくくなり、日常生活に支障をきたすことがあります。

変形性股関節症の軽減方法

変形性股関節症対策として、股関節への負担を減らす工夫が大切です。
低い姿勢での生活から、負荷の少ない高さのある生活への切り替えや体重の管理、弾力性のある履物選び、適切な杖やカートの使用が効果的です。

変形性股関節症に対するアプローチは、温熱療法、運動療法、薬物療法が基本となります。
温熱療法では、股関節の血行を良くし、筋肉をほぐして痛みを和らげる効果が期待できます。慢性の痛みがある方に特に効果的です。
運動療法は変形性股関節症の基本的なアプローチ方法であり、股関節の筋肉の柔軟性を保つ効果や、関節の位置を矯正して痛みを軽減することが期待されます。

変形性股関節症の軽減に効果的な当院の施術メニューは?

当院における変形性股関節症の施術メニューは、『骨盤はがし』と『全身矯正』です。

『骨盤はがし』
固まってしまっている骨盤の筋肉にアプローチしていき、骨盤周りの筋肉を緩め、筋肉の硬さや脚や腰の可動域を向上させる施術です。体のバランスを整えることができ、変形性股関節症による症状の軽減が期待されます。

『全身矯正』
筋肉ではなく骨格の歪みに対して施術を行い、骨の歪みを治し、変形性股関節症になりにくい骨格作りをしていきます。

これらの症状が現在、または将来的に気になる方、早めに改善していきたい方には、これらの施術が必要となります。

その施術を受けるとどう楽になるのか

これらの施術を受けることによって、先述した通り、どの施術も筋肉の固さや骨の歪み的な所にアプローチしていきますので、徐々に身体の固さやバランス、歪みが軽減されていくことが期待されます。

もっと快適にお過ごしいただくためには、日常生活でも十分な睡眠を取り、体を休めることが大切です。また、バランスの取れた食事を摂ることも重要な要素です。

当院にご来院いただいた際には、些細なことでもお気軽にご相談ください。

軽減するために必要な施術頻度は?

頻度は多く施術した方が効果を感じやすくなります。その方がより良い状態をキープできるようになるからです。

症状があるうちは毎日の通院がおすすめです。
効果は個人差がありますが、当院の推奨ペースとして、週に2〜3回の施術を行うと、2〜3週間後から効果を感じる方が多いです。週1回の施術であれば、1ヶ月が経過した頃に効果を感じることが多いです。
ただし、その時だけの改善ではなく、将来的に良い状態を維持するためには長期的な施術が理想的です。

ご来院いただいた際には、お一人お一人に合った丁寧な施術を提供し、効果が期待できる施術を行ってまいります。皆さまの健康と快適な生活のサポートに全力を尽くしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。