不眠症Q&A｜名取西口整骨院

Q 最近、仕事や家事、育児が忙しく不眠症のような症状が出てしまっています。不眠症ってよく眠れなかったり、疲れが取れない症状があるという事は知っているのですが、症状が取れずに続いてしまうと何か良くない事になるのでしょうか？

A 不眠症の症状が続いてしまうと、例え今はその症状がなくても、将来的にうつ病を患ってしまう恐れがあります。
うつ病の基本症状に、寝付けない、寝ても疲れが取れないなどといった睡眠障害が含まれていることから、不眠症からうつ病に繋がってしまうリスクがあるのです。
例えうつ病の他の症状が良くなったとしても不眠症の症状が取れず、それが原因でうつ病の再発をしてしまうというケースも多くありますので、うつ病や過度のストレス、身体の負担をかけない為にも不眠症の症状はできるだけ早く治していただくことを推奨いたします。

Q 最近、夜あまり眠ることができなかったり、眠れたとしても仕事の疲れが全然取れなかったり、身体のだるさが残ってしまっていたりするのですが、寝つきの悪さやだるさが残らないようにするにはどうすれば良いのでしょうか？

A 寝つきが悪いと、日中の集中力が低下してしまい、仕事の効率が悪くなってしまう事で仕事が終わらず、帰宅が遅くなり、更に眠れなかったり、寝つきが悪くなるという悪循環に陥ってしまう事があります。
ですので、寝つきの悪さや日中の疲れを改善・解消していくには、日頃の生活習慣を見直し、規則正しい生活を送る事が大切です。寝不足だからといって、休日にお昼頃まで寝てしまうのではなく、しっかり朝から起きて生活リズムを整えてあげる事も大事です。

Q 市販の睡眠薬(睡眠改善薬)をドラッグストアなどで、自分で購入して飲むことがあるのですが、病院で医者の診察を受けた後に処方される薬ではなく、市販で販売している薬でも、不眠症が良くなったり、軽減されることがあるのでしょうか？

A 市販の睡眠改善薬には抗ヒスタミン薬という、風邪薬やアレルギー薬にも入っている眠くなる成分が入っています。この成分は連用すると効果が減弱することや、大量に服用すると腎障害を起こす恐れがあることなどから、一時的な不眠に対して使用することが原則となっていて、医師から不眠症と診断された場合の使用は不可となっています。
そのため、長期間の不眠症状にお悩みの方で、服薬での軽減を目指す方は、一度医療機関へ行くことを推奨いたします。
当院でも不眠症の軽減のために様々なメニューを用意しておりますので、服薬以外での軽減方法をお探しの場合はお気軽にお問い合わせください。

Q 毎日睡眠薬を飲み続けていているのですが、睡眠薬の効果に身体が慣れてしまったり、依存性があることで薬の服用を辞められなくなるのでは無いかと、不安になってしまうのですが、服用をやめた方が良いのでしょうか。

A 睡眠薬を服用すると、辞められなくなるのではないか、依存症になってしまうのではないかと、不安になってしまう方もいると思います。昔使われていた薬の中には、依存性の強いものもありましたが、現在使われている薬には、継続して服用しても強い依存性はないといわれています。また、よく眠れるようになってきたら、徐々に薬の服用の量を減らしたり、薬を辞めるようにするなど、お医者様とご自身のお身体について相談しながら選択していただくことが良いと思います。

Q 睡眠薬(睡眠改善薬)を飲んで、夜ぐっすり眠れるようにしたいのですが、いつ、どのタイミングで、どういう環境にいる時などに服用すれば良いのでしょうか？寝るタイミングの直前ではなく、午前中や、毎日バラバラの時間に薬を服用しても大丈夫ですか？

A 睡眠薬は、身体が寝る準備に入ってる時に服用しないと効果が出にくくなってしまうので、薬を服用する時間には注意が必要です。
睡眠薬は寝る直前に服用し、服用後は速やかに就寝するようにしましょう。服用後にしばらく起きて活動していると、一時的な記憶障害が起こる恐れがあります。
また、睡眠薬の中には、脱力感やふらつきなどの副作用があるため、転倒などを避けるためにも服用後はすぐに横になるようにした方がいいです。食後直後は、身体に吸収されやすくなってしまうので、少し時間を置いてからの服用が良いとのことです。
当院でも不眠症の軽減のために様々なメニューを用意しておりますので、服薬以外での軽減方法をお探しの場合はお気軽にお問い合わせください。